芋掘りで大量に我が家にやってきた、サツマイモたちの消費計画、始動ー!!
以前、この秋のミッションとして4つの目標を掲げていたのですが、そのうちの1つめを完了する時がやってまいりました…!
「ミッション1:芋掘り体験→掘った芋を使ってお菓子やお料理を作る!」の前半部分、芋掘り体験はできたので、今度は後半部分の、掘ってきたサツマイモを使って、長男まーくんと一緒にスイートポテト作りに挑戦してみましたよ。
作り方自体は簡単なスイートポテトですが、4歳にとってはやった感満載だったようで、作り終わってからはかなり満足気でした♪
幼稚園や保育園の芋掘りで、子どもが持って帰ってきたサツマイモをどうしてくれようか…とお考え中のそこのアナタ!
ぜひお子さんと一緒に、スイートポテト作ってみてください。
ほんと簡単で、簡単な割に満足度高いですから!
多少計量が適当であろうが、作り方が雑であろうが、そうそう問題にならないレベルに初心者向きですから!
そしてサツマイモ以外の材料も、お家にあるもので何とかなります。
掘ってきたサツマイモが食べごろを迎えたら、どうぞお試しあれ☆
4歳でも成功したスイートポテトの作りかた
作るにあたり、いろんなレシピを比較したんですが、その中でもこちらのレシピを参考にさせていただきました。
まあ、手順はどのレシピもほぼ同じなんですけどね。
サツマイモをやわらかくして、つぶして、混ぜて、焼く。ただそれだけ。
レシピによって、サツマイモ以外の材料の種類や分量が微妙に違います。
その中でも一番やりやすそうだったのが、こちらのレシピでした。

生クリームとか、常備してへんし〜。
っていう我が家にとって、おうちにある材料で作れるから、すごくありがたかったです!
手順1. サツマイモを切って水にさらす
4歳まーくんには、ほぼ全工程に関わってもらいました。
うまくできないところは随時サポートしつつ、ひとりでできるところはやってもらいました。
ピーラーを使えば、けっこう上手に皮むけることが判明。
皮がむけたら輪切りにして、水にさらします。

さすがに包丁でサツマイモ切るのは、一緒にやりました。

大人でもあぶないわ、かたいし。
手順2. サツマイモをやわらかくしてつぶす
水にさらしておいたサツマイモを、やわらかくします。
ゆがいてもいいんですが、今回はシリコンスチーマーを使ってレンジでチンしました。

4歳に火を使わせるのは…まだ怖いな〜と思って。
カレーとか作らせてあげたいんですけどね〜。
火のそばに近寄らせるのを、はてどうしたもんか…。
手順3. 他の材料をまぜる
レンジでチンしてほくほくやわらかくなったサツマイモを、ぐしゃぐしゃつぶしていきます。
裏ごし?しませんしません!

多少イモのつぶ感があっても美味しいしねっ!

めんどくさいだけやろ…。
まだサツマイモがあったかいうちに、バターやらお砂糖やらをバーって入れて、マッシャーでガーってつぶし混ぜていきます。
手順4. かたちを整える
子どもの小さい手でもできるように、ラップを使いました。
まーくんがラップに入れたのを、私がある程度ぎゅっと固めて渡して、形を整える部分をやってもらいました。
全部自分でやってもらうと、ボロボロ崩れちゃうんですよね。
ラップを使うのと、大人がぎゅって固めてからその先をやらせてあげることで、この問題はクリアできましたよ。
手順5. 卵黄をぬってオーブンで焼く
卵黄にハチミツを加えると仕上がりの照りがよくなるとのことなんで、ちょろっと入れてみました。
これを丸めたサツマイモに指でやさしく塗るんですが、4歳まーくんにとっては力加減が難しいみたいです。
何度も同じとこぬってえぐれてきたり、強く押しすぎてへこんだり、やさしくしすぎて全然広がらなかったり。
大人なら数十秒で終わることでも、子どもにとっては難しいんですね。
大人基準で判断すると子どもにとって大きな負担になるんだな…と、たかが卵黄ぬることを通して子育ての難しさを感じてしまいました。

真面目か!
完成!!
オーブンで焼いて、表面に焼き色がついたら完成です!
別にオーブンじゃなくても、パン焼く感覚でトースターでもできるみたいです。
確かにね。
生で食べて困るような材料使ってないし、膨らむ必要もないですしね。

焼けりゃオッケー。

ちょっと照りがイマイチやなー。

ハチミツの量が少なすぎたんかなぁ?
でも味は、美味しかったです。
出来上がってすぐでも美味しかったですが、しばらく置いて冷蔵庫で落ち着かせてからだと、しっとりしてさらに美味しくなりましたよ。
冷やしスイートポテト、おすすめです♪
子どもと作ってみてわかったこと
自分でお菓子作りをしたり、ケーキのデコレーションを子どもに手伝ってもらったことはあったけど、子どもメインでがっつりやったのは今回が初めてでした。
実際にやってみると、やってみて初めてわかること、ありますね〜。
次また子どもと一緒にお料理やお菓子作りに挑戦する時も、これは意識していこうと思います!
大人にとっては簡単すぎるぐらいでちょうどいい
今回挑戦したスイートポテトは、ほんとに簡単なレシピでした。
裏ごしもしないし。火も使わないし。
混ぜ方のテクニックも要らないし。
お菓子作りって、計量命!みたいなとこありますよね。
分量間違えたら膨らまないとか、固まらないとか。
そんなんもありません。多少前後しても、何の問題もなく出来ました。
そのぐらい簡単で、4歳が初挑戦するにはちょうどよかったです。
大人にとっては、物足りないぐらいですけどね〜。
単純な作業の方が、子ども自身ができる部分が多くて、作った感を味わえたんですね。
作り終わった後、完成品を食べてくれた相手に使った材料やら手順やらを得意気に説明してる姿から、彼の満足感が伝わってきました。
ものすごく時間がかかる
大人だったら30分もあれば片付けまでできそうですけど、焼く前のとこまでで1時間ほどかかりました。

つ、疲れた…大したことしてへんのに…めっちゃ疲れた…。
子どもとのお料理やお菓子作りは、かかる予想時間の2〜3倍はみておく必要がありますね。

子連れでお出かけするんと一緒の感覚やな。
人にあげて喜ばれて満足度は倍になる
自分で掘ったお芋で、自分でお菓子が作れた!という達成感は、相当なものだったようです。
スイートポテトが完成した時の、まーくんの満足気な表情と、このことを誰かに言いたいそわそわ感が、それを物語っていました。
これでも十分、子どもにとっていい経験ですが、今回は初回ということもあり、もう一押ししてみることにしました。
ちょうど親戚で集まる予定があったので、完成したスイートポテトを持って行ったんです。
かわいい孫が作ったお菓子に祖父母は喜んでくれるし。
叔父叔母はほめてくれるし。
いとこたちは美味しい美味しいと食べてくれるし。
しかも、自分がどのようにイモを掘って、それをどんな過程で調理したかをみんなに聞いてもらえるしで、まーくんの満足度は格段にアップしました。
さいごに
今回、芋掘り体験で掘ったサツマイモを使ってスイートポテトを作ったことで、この秋のミッションのうちのひとつ、
「ミッション1:芋掘り体験→掘った芋を使ってお菓子やお料理を作る!」
を達成することができました。
このミッション達成を目指す中でわかったのは、子どもの成長にとって大切なのは、自分の力でやり遂げたという成功体験を積み重ねることだということです。
どんなに小さなことでも、今の自分ができる範囲のことよりちょびっと上のハードルを越えようと挑戦する。
そして挑戦したことによってそのハードルを越えられるようになる。
これを繰り返していくと、過去の自分では考えられたなかったような高いハードルを越える力が身に付いている。
…なんだか、たかが芋掘りから壮大なお話に発展してしまいましたが。
子どもが小さいうちは、大人が子どもに「ちょい上ハードル」を置いてあげることで、子どもはぐんぐん成長していくんでしょうね。
自宅育児だとなおさら親の力量が問われるなと、その難しさをつくづく感じたのでした。
ではではー。
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